2月は春の訪れを感じる季節限定のロゼ・シャンパーニュ「スプリングタイム」をご紹介します。
<味わいコメント>
愛らしい淡いピンクベージュ色。柔らかく上品な気泡がグラスの中を立ち昇っていく姿は美しく、香りはチャーミングで摘みたての木苺、クランベリーや石榴のような赤い果実香にピンクペッパーやローズペタル、ハイビスカスティーのような華やかな香りが共鳴し、可憐で魅力的な印象。味わいは優しいエントリーから、たおやかな気泡がしっとりとしたテクスチャーを形成し、品のある酸味と慎ましいタンニンが味わいに絶妙なアクセントを与えています。料理にそっと寄り添う柔軟さを持った包容力のあるロゼ・シャンパーニュです。
<おすすめの料理>
赤系フルーツの風味が豊かで柔軟な味わいのロゼ・シャンパーニュには、多様な料理とのペアリングを楽しんでみたい。軽く燻製にしたサクラマスのカルパッチョ、鰹のタタキ、フォアグラのテリーヌ 木苺のソース、パテ・ド・カンパーニュ、生ハム、鴨肉のロースト 梅肉ソース、ピッツァ、山菜の天ぷら 梅肉塩添え、シャルキュトリー、油淋鶏など。
<おすすめの飲み方・シチュエーション>
飲用温度は12℃前後。小ぶりの白ワイングラスで。汎用性が高いロゼ・シャンパーニュなのでレストランからテラス、アウトドアやgirls’ night outまで様々なシーンで楽しむことができます。
「マンダリン オリエンタル東京」シェフソムリエ。東京、海外の高級ホテル、レストランでソムリエ兼支配人として従事。第3回「ASIアジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール」日本代表。2017年「ポメリー・ソムリエコンクール」優勝、2018年「Wines of Portugal Japanese Sommelier of the Year 2018」優勝など数々のコンクールで受賞。