2024年、シャンパーニュポメリーはマダム・ポメリーによる史上初のブリュット誕生から150周年を迎えます。
第10代最高醸造責任者のクレマン・ピエルローは、輝かしい先人たちの足跡をたどり、シャンパーニュの最も偉大で画期的な醸造技術の発明の一つである“ブリュット“の歴史を紐解きながら、新しい現代的なブリュットを創造しました。
1874年、シャンパーニュメゾンポメリーのマダム・ポメリーによって、世界で初めてブリュット(辛口)シャンパーニュが誕生しました。
当時は甘口が主流でしたが、イギリスの上流階級の好みや、食前や食中に楽しめるシャンパーニュを造るため、マダム・ポメリーと醸造責任者は様々な難題に挑戦します。
まずはブドウを完熟させるために収穫の時期を遅らせ、さらに瓶内熟成の期間を延ばし、より完璧なアッサンブラージュにするために、リザーブワインの種類と量を増やしました。そして、マダムの革新的な発想と実行力、セラーマスターの技術によって洗練された素晴らしい味わいの辛口シャンパーニュが誕生したのです。